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9月に入っても38℃を超える地域がありますが、皆さん体調を崩してはいませんか? このような猛暑により、いまや1家に1台は必須となっている家電がエアコンです。 外から帰ってきて、エアコンをつけて食べるアイスは普段食べるときと比べて3倍くらいおいしく感じますよね笑 しかし、エアコンなどの家電製品は火災の原因にもなりやすく、特に10年以上前の製品を使っている方は注意が必要です!
エアコン及び扇風機の事故は、2018年度~2022年度の5年間に合計409件(エアコン:343件、扇風機:66件)あり、その約半数に当たる186件が6月~8月の夏期にかけて発生している。また、事故のほとんどが火災事故である。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)ホームページ引用
火災が発生すると自分の家だけではなく、周りの家にも被害を与えてしまい、高額な損害賠償請求を課される可能性があります。そんな時に助けとなるのが火災保険です!
今回は、火災保険の適用範囲や使い方、意外な活用方法について詳しく解説していきます。
保険の役割
まず、前提のお話として、、
保険の役割は「突然生じた大きな損失から自分や家族を守ること」です。
例えば、エアコンを使用していたところ、モーター部分から火が出てきて家全体に広がってしまい、周りの家にも火が燃え移ってしまった。
火災保険に加入していなければ高額な賠償金の支払いが命じられる場合があります(最高裁判決で2億円以上を請求されたケースも)。
保険にはたくさん加入しておけばいいのか?
答えはNOです。
上記のような火災や自動車の人身事故は高額の支払いを請求される可能性があるため、加入しておく必要があります。
しかし、がん保険や学資保険など必要のない保険も多く存在します。これらは若いうちからお金をコツコツ貯めていれば自分の貯金から捻出することで賄うことができます。
医療面については、高額療養費制度を使うことで自己負担上限額は多くとも月10万円ほどで済みます。詳しくは下記の記事をご覧ください!
また、海外では保険にはできるだけ入らないが常識となっています。世界一といわれるほど公的医療制度が充実している日本で、がん保険などに加入しているというのは心配性という日本人の国民性を表しているように感じます。
私が必要だと思う保険は、火災保険・自動車の対人対物保険・生命保険(成人前の子供がいる場合のみ)の3つです。まずは自分がいくつ保険に入っているか確かめてみましょう!
加入している保険の内容を把握していますか?
SECOMの調査(2015年 30~40代の火災保険に関する意識調査)によると、実際にどのような場合に補償されるのかについてのアンケートで「わからない」と回答した人が7割もいました。
不安だから、子供のためという理由で契約しているにも関わらず、内容については詳しく知らないというのはお金をどぶに捨てているようなものです。スーパーに買い物に行ったときも値段や産地を見ずになんでもかんでもカゴに入れることはしないですよね?
まずは、公的医療制度で保証されている範囲を知ったうえで、それでも保険が必要ならば同じ保証内容の商品を比較して契約することが大切です。付き合いや勧誘に来ただけの理由で契約しては絶対にダメです!
不動者業者指定の火災保険はぼったくり??
現在、賃貸に住んでいる多くの方は不動産業者指定の火災保険に加入しているのではないでしょうか。その保険、高額なうえに補償内容が薄いぼったくりの可能性があります! 詳しい内容についてはこちらをご覧ください。
火災保険が適用される事例
「火災、破裂・爆発、水濡れ、落雷、物体の飛来・衝突、労働争議、風災・雪災、盗難」
火災保険では上記で挙げている被害について補償されます。意外と幅広いですよね?
また、火災保険は何度使っても保険料が上がることはありません!
具体例
加入している火災保険の補償内容に「借家人賠償の不測かつ突発的な事故(破損・汚損)」と記載があれば、下記のことが保障されます!
「モノを落として床を傷つけてしまった。」
「誤ってクロスを削ってしまった。」
「子どもが壁に落書きをして汚してしまった。」
こういったことは通常の生活をしている場合でも起きる可能性がありますよね。
このようなことにも火災保険を活用できるのです!
実際に傷つけてしまった後の流れ
1.傷つけた箇所を写真に撮る。(その日のうちに行うのをおすすめします!)
2.保険会社に連絡して、破損状況を説明して「借家人賠償でお願いします」と伝える。
3.書類が届いたら、必要事項を記入して保険会社に提出する。
4.担当者が来て現場審査が行われます。故意に傷つけたわけではないことをはっきりと伝えましょう!
5.審査が通れば、保険金が支払われます。
最低限必要な補償
・借家人賠償(大家に支払う賠償金)2000万円くらいが目安。
・家財(家にある家具や洋服などの財産)1人暮らしでモノが少ない人は最低額で良い。
・借家人賠償の不測かつ突発的な事故(破損・汚損) 子供やペットがいる人はつけておきましょう。
おすすめの火災保険
1人暮らしで家を空けることが多い人、最低限の補償内容があればよい人!
・日新火災海上保険 「お部屋を借りるときの保険(賃貸家財総合保険)」291円/月 (3,500円/年)
現在、私が加入している火災保険です。私は仕事で家を空けることが多いため、「不測かつ突発的な事故」の項目は不要だと思い、必要最低限の保険を選びました。
家財 | 50万円 |
修理費用 | 300万円 |
借家人賠償責任 | 2,000万円 |
個人賠償責任 | 1億円 |
被害事故法律相談費用 | 30万円 |
簡単見積もり可能!
少し金額が高くてもしっかりとした補償プランをつけたい人向け
・スマート賃貸火災保険 630円/月(7560円/年)
借家人賠償の不測かつ突発的な事故(破損・汚損)がついているため、不慮の事故で家を傷つけてしまったときも保障されます。
家財 | 100-700万円 |
修理費用 | 50万円 |
借家人賠償責任 | 1,000万円 |
個人賠償責任 | 1億円 |
まとめ
いかがでしたか?
火災保険は万能保険と言われており、火災以外にも台風や落雷などの自然災害、盗難などの物的被害と幅広く適用されます。
補償内容についてしっかり理解して、いろんな商品を比較して良い商品を見極められる力をつけていけば、余計な支払いに回すことになっていたお金を自分の好きなことに使うことができます。賢く生きる知識を身につけて豊かな生活を送れるように頑張りましょう!
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